建物の建材や工法はいくつかありますが、その中でプレキャストコンクリート造をご存じでしょうか。
工賃が安く高い品質があり、メリットも多いため注目されています。
今回はプレキャストコンクリート造とは何か、メリットとデメリットを解説するので、賃貸物件をお探し中の方はぜひ参考にしてください。
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賃貸物件におけるプレキャストコンクリート造とは?
プレキャストコンクリート造とは、壁などのコンクリート部分をあらかじめ工場で製造し、現場で運搬して組み立てる工法で、略してPC造と表記します。
現場では組み立てるだけの作業であるため、建築期間も短く、少人数で作業可能である特徴から、作業員の人員不足解消や人件費削減に効果があると言われています。
また、工場で鉄の型枠を使用して一気に製造するため、品質が安定している点、型枠が再利用可能で環境に良い点もPC造の魅力です。
プレキャストコンクリート造は、中高層集合住宅に適した建築方法であると言われています。
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プレキャストコンクリート造の賃貸物件のメリット4つ
プレキャストコンクリート造の1つ目のメリットは、耐震性です。
地震に強い構造であり、壁・床・天井が強固な素材で作られているため、過去の大地震でも全倒壊した事例が報告されていないと言われています。
2つ目は防音性で、木造や鉄骨に比べて高い防音性があります。
3つ目は耐火性で、コンクリートは高温にも変形せず耐えられるため、万が一火事が発生しても他の部屋に延焼しにくく、被害を最小限に留められるでしょう。
4つ目は耐用年数が長い点で、木造の建物が法定耐用年数22年であるのに対しPC造の法定耐用年数は47年と長く、資産価値が落ちにくい物件です。
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プレキャストコンクリート造の賃貸物件のデメリット
デメリットには、家賃、温度、結露、物件数の希少性が挙げられます。
コンクリートを使用しているため建築コストがかかっており、結果として家賃が木造および鉄造の物件に比べて高くなる傾向です。
コンクリートが打ちっぱなしである構造から、外気の影響を受けやすく、夏は熱く冬は寒い部屋になってしまいます。
外気対策や、エアコンなど空調を設置して工夫するようにしましょう。
次に結露が起こる点です。
接合部分が甘いと水漏れが起きたり、結露でカビが起きてしまう可能性があり、建築業者の技術、責任が問われます。
最後に物件の希少性については、木造や鉄骨造に比べてRC造の賃貸物件は少ないため、なかなか希望の物件が見つからない可能性があります。
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まとめ
プレキャストコンクリート造はあらかじめ工場で運搬しやすいサイズで製造し、現場で組み立てる工法です。
コンクリートを使用した部材によりメリットが多い一方でデメリットもあるため、理解が必要になります。
賃貸物件探しの知識として覚えておくと良いでしょう。
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AKIプロパティ メディア編集部
ハウストップ西宮鳴尾店は、西宮・甲子園・鳴尾エリアに特化した不動産会社として、学生向けの賃貸物件からファミリー層向けの売買戸建てまで、地域に根ざした豊富な物件情報を取り揃えています。長年にわたる地域密着の営業を通じて、多くのお客様の住まい探しをお手伝いしてまいりました。
私たちは「お客様が求めている物件が出ていなくても、『無い」ではなく、いろんな角度から探し出して一緒に不動産を作る」を信念として、単なる物件紹介にとどまらず、お客様のライフステージや将来設計に合わせたご提案を大切にしています。初めてのひとり暮らし、子育て環境を重視した住み替え、将来を見据えたマイホーム購入など、さまざまなニーズに丁寧にお応えすることを心がけております。
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