マイホームを建てる際取り入れる方も多い「スキップフロア」とは,どのような構造か知っていますか?
スキップフロアとは同じフロア内に段差をつけ,中二階のような構造にすることをいいます。
別名小上がりともいい,居酒屋さんの座敷席がイメージしやすいかもしれませんね。
今回はマイホームの購入をご検討されている方に向けて、スキップフロアとはどのような魅力があるのかをご紹介いたします!
スキップフロアとはマイホームに取り入れるとどうようなメリットがある?
まずはスキップフロアとは、どのようなメリットがあるのかをご紹介いたします。
<広くてオシャレな空間に見える>
天井が高くなり吹き抜けのような構造になるので,視覚的に広く見えてオシャレな空間になるのがメリット!
階段の下を収納スペースとしても活用できるので,無駄な空間を生まないのも嬉しいポイントです。
<狭小地や高低差のある土地でも有効活用できる>
制限がある土地でも有効活用できるのもメリット!
たとえば高さに制限がある場合狭小地だと十分な床面積を確保できませんが,スキップフロアを取り入れれば有効面積を増やすことができます。
また斜面にマイホームを建てる場合も,デッドスペースを生まず,空間を無駄なく使えます。
スキップフロアとはマイホームに取り入れるデメリットはあるの?
スキップフロアは見た目も機能も優れた構造であることがわかりましたが,デメリットはあるのでしょうか?
<空調が行き届かない>
天井が高くなるので,部屋全体に空調が行き届かないデメリットがあります。
暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ行く性質があるので,サーキュレーターなどを活用して,空気を循環させて室温を一定に保ちましょう。
<掃除が大変>
段差があるので掃除が大変になるデメリットもあります。
掃除機を持って階段を上がるのも大変ですし,お掃除ロボットは段差では使えません。
各フロアに掃除機を置くなど,効率良く掃除をできるようにしましょう。
<段差が危険>
段差は高齢者や子どもにとってつまずきやすい場所であり,ケガの原因にもなってしまいます。
若いうちは問題ないかもしれませんが,年齢を重ねると少しの段差でも労力を使うので,家の中で動くのが面倒に感じてしまうことも考慮しましょう。
まとめ
今回はマイホームの購入をご検討されている方に向けて、スキップフロアとはどのような魅力があるのかをご紹介いたしました。
限られた空間を有効的に使える構造なので,メリット・デメリットをよく理解したうえでマイホームに取り入れましょう!