エコな住宅として注目されているZEH(ゼッチ)とは、どのような機能を備えた住宅かご存じですか?
ZEHとは省エネ機能や断熱性を向上させてエネルギーの使用量を抑え、さらに太陽光発電により光熱費を相殺、もしくは利益をあげられるエコな住宅のことをいいます。
そこで今回は家の購入をご検討中の方に向けて、ZEHとはどのような魅力があるのかをご紹介いたします!
エコな住宅ZEHとはどのようなメリットがある?
まずはZEHのメリットをご紹介いたします!
<光熱費を抑えられる>
冒頭でもご紹介したように、光熱費を節約できる点がメリットです。
エコな住宅では、夏は涼しく冬は暖かい設計なので、エアコンを稼働する時間が短くなり、光熱費を抑えられるうえにエコにもつながります。
さらに太陽光発電をおこなうので、自宅で使用したエネルギーはすべて自家発電で補え、万が一災害などで停電が起きても電気やお湯を使えるので安心です。
余ったエネルギーは販売もできるので、エコをしながら利益を上げられる可能性があるのも魅力ですね!
<健康的に暮らせる>
一般的な住居だと外気温に影響され、エアコンをつけている部屋とつけていない部屋とで室温に大きな差が生まれてしまいます。
一方ZEHだと室内の温度が外気温に影響されにくいので、部屋による寒暖差も小さくなり、ヒートショックや熱中症などのリスクを予防できます。
また結露によってダニやカビが発生することも少ないので、シックハウス症候群やアレルギーが防げるのも魅力です。
エコな住宅ZEHとはどのようなデメリットがある?
ZEHは魅力の多い住宅ですが、デメリットもあるので注意しましょう。
<初期費用がかかる>
断熱材や断熱窓など一般的な住宅よりも高額な資材を使用するので、初期費用がかかる点がデメリットです。
しかし暮らしはじめてからは光熱費が抑えられることと補助金が出ることを考慮すると、初期費用は徐々に回収できます。
ご家族で将来を見据えたうえで、初期費用をかけるメリットがあるかどうか相談しましょう。
<理想通りの間取りにできない>
注文住宅の場合部屋の間取りや資材にこだわり、理想的な家を建てたいと考えている方もいらっしゃると思います。
しかし、エコな住宅にするためには気密性や断熱性の基準を満たさなければならないので、外気が入らないよう窓を少なくするなどさまざまな制約を守らなければなりません。
またZEHは普及段階のため対応できる工務店も少なく、慣れていない場合は不備が生じる可能性もあります。
理想的な家を建てるためにも工務店にはしっかりと希望を伝え、双方の意見を出し合いながら不備が生じないように進めていきましょう。
まとめ
今回は家の購入をご検討中の方に向けて、ZEHとはどのようなメリットやデメリットがあるのかをご紹介いたしました。
エコな機能が整った住宅は資産価値も高くなり、将来売却や相続をするとき有利になるのも魅力なので、ぜひ導入をご検討ください!