マイホームを購入するために頭金を貯めている方も多いと思いますが、どれくらい必要かご存じですか?
頭金は用意する金額によって住宅ローンの返済額の合計も変わるので、しっかり理解しておきたいところです。
そこで今回は、マイホームの購入をご検討中の方に向けて、頭金の相場やリスクについてご説明いたします!
マイホームを購入するために頭金を用意しよう!相場はどれくらい?
頭金とはマイホームを購入する際に支払える現金のことをいい、手付金とも呼ばれます。
住宅は、高額なのですべてを一括で支払える方は少なく、住宅価格の一部を現金で支払い、残りは住宅ローンを組んで月々返済する契約をすれば、マイホームを手に入れられるのです。
用意する頭金の相場は、住宅価格の2割の金額だといわれており、たとえば3,000万円の住宅であれば600万円が相場です。
しかしこの2割の数字は、昔の金融機関の多くが住宅ローンの最高額を、住宅価格の8割までと定めていたためであり、現在は手付金が少なくても住宅ローンを組むことができます。
事実2017年の調査によると、住宅価格に対する頭金の割合が2割以下だった方は、半分以上を占めています。
なかには、手付金を用意せずに住宅を購入した方もいらっしゃるので、今は審査に通れば手持ちの現金に関わらず住宅ローンを組めるといえますね。
マイホームを頭金ゼロで購入する場合のリスク
先ほど、手付金がなくてもマイホームを購入できるとお伝えしましたが、これにはリスクもあるのでご説明いたします。
<手付金ゼロのリスク1:住宅ローンの返済額が増える>
ローンを組むと、住宅価格に利息を付けて返済することになりますが、手付金がないと借入額が増えるので、その分利息も増えます。
頭金を支払った場合よりも、返済の合計額が多くなるので、注意が必要です。
<手付金ゼロのリスク2:金利が高くなる>
住宅ローンの種類によって金利の割合はさまざまですが、なかには手付金ゼロだと金利が高くなる種類もあります。
金利が手付金の割合と連動していない住宅ローンもあるので、ご自身にあうローンを検討するようにしましょう。
<手付金ゼロのリスク3:返済できなくなる可能性がある>
転勤などの理由で住宅を年数がたたないうちに売却する場合、資産価値が下がるので売却額は購入額より下がるのが一般的です。
住宅を売却するとローンを一括返済することになりますが、売却額が低いと足りない分を工面しなければならないので、注意が必要です。
まとめ
今回は、マイホームの購入をご検討中の方に向けて、頭金の相場やリスクについてご説明いたしました。
マイホームは手付金がなくても購入できますが、リスクもあることを忘れないでください。
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