ひとり親でお子さんを育てるというのは、難しいものです。
西宮市には、そんなひとり親家庭に向けた児童扶養手当や自立支援教育訓練給付金など、数多くの助成制度があります。
いずれも西宮市に戸籍があり、条件を満たした家庭であれば受けられるものなので、必要な方は市に相談してみましょう。
西宮市ではひとり親家庭に児童扶養手当や母子家庭等医療費助成などをおこなっている
ひとり親でお子さんを育てるためには、なんと言ってもお金が足りません。
西宮市ではそのようなひとり親家庭のお子さんに対し、「児童扶養手当」を支給しています。
基本的にはひとり親ですが、特殊な条件で実質ひとり親の家庭であるみなされる場合でも支給されます。
逆に、お子さんが児童福祉施設に入所している、里親制度を利用している場合などは支給されないので注意が必要です。
支給額は家庭の所得によって変わってきますので、詳細は市のホームページを参照してください。
また、以前は公的年金を受け取っている場合だと児童扶養手当は受給できませんでしたが、現在は年金額が児童扶養手当を下回る場合は差額分が受給可能になりました。
母子家庭等医療費助成は、健康保険診療分の自己負担額に対し、市が一部を負担してくれる制度です。
こちらはあくまでいずれかの健康保険に加入していないと利用できません。
申請には健康保険証や印鑑、課税証明書と親子の戸籍謄本が必要になります。
ひとり親への「自立支援教育訓練給付金」など就業に関する助成も西宮市ではおこなっている
生活にかかわる費用を市が負担してくれることも嬉しいですが、西宮市ではひとり親が就業に関する教育を受ける支援もおこなっています。
「自立支援教育訓練給付金」は市が指定する教育訓練講座を受講した場合、かかった経費の60%が支給されるという助成制度です。
上限は20万円までなので、家計にとってはかなり助かる額が支給されることになります。
他にも「高等職業訓練促進給付金」という、養成機関で修行する必要のある資格を取得する際に利用できる助成制度もあります。
対象となる資格は看護師、介護福祉士、保育士など、医療に関わる資格が主です。
支給される額は市民税非課税世帯であれば10万円、課税世帯であれば7万500円、期間は3年までと定まっています。
ひとり親という厳しい家庭環境であっても、高等職業訓練を受けやすくなりますので、ご興味がある方や夢を諦めたくない方は西宮市の窓口に相談しましょう。
また、「母子父子寡婦福祉資金」という助成制度もあります。
こちらはお子さんが高校や大学に行くための費用や、技能の取得、就職に必要なものの購入に対して貸付をおこなう制度です。
あくまでも貸付なので、他の助成制度とは少し趣が違いますが、お子さんのためになる場合はご利用を検討されてもいいでしょう。
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まとめ
ひとり親という厳しい家庭環境であっても、一般家庭と変わらない生活水準で暮らせるよう、西宮市は助成をおこなっています。
親と子が健やかに成長し、元気に暮らせることは、西宮市にとってもプラスになります。
ですから、対象のご家庭は遠慮せずに、今回ご紹介した制度を利用してみましょう。
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